玉山!!

玉山(ぎょくさん、ユイシャン、ピンイン: Yùi Shān、ウェード式: Yü Shan)、旧称新高山(にいたかやま)・ジェード山 (Mount Jade) は、台湾のほぼ中央部に位置する山。標高は3,952mと台湾で最も標高が高い。周囲は台湾自然生態保護区となっている。また1985年4月6日には玉山を中心とした約10万haの範囲が玉山国家公園に指定されている。
先住民ツォウ族の言語ではパットンカン (pattonkan、石英のこと) と呼ぶ。清代初期の文書によれば、八通關山(パットカンの音訳、石英のこと)、雪山と呼んでいた。欧米では、商船主モリソンが報告したことから、モリソン山と呼ばれた。
日本統治時代には明治天皇により「新しい日本最高峰」の意味で新高山と名づけられた。また「新高の 山のふもとの 民草の 茂りまさると 聞くぞうれしき」という句を残されている。富士山の標高3,776mよりも高いことから、日本一標高の高い山として知られ、学校でも「日本一の山」として教えられていた。また1934年には新高阿里山国立公園として、日本の国立公園に指定されていた。
玉山を題材にした水墨画。那須雅城『新高』、1929年1941年12月2日に発令された日米開戦の日時を告げる海軍の暗号電文「ニイタカヤマノボレ一二〇八」のニイタカヤマとは当山の事であるといわれているが、当時の海軍の通信符号表には“ニイタカヤマ”は登載されておらず確証はない。
第二次世界大戦に日本が敗戦し、台湾の領有権が中華民国に移るに際し現在の名前に改称された。その後は重要な軍事拠点とされ入山には政府当局の許可が必要であった。なお民主化以降も一部の観光地を除いた地区の入山には許可が必要である。しかしこれは自然保護の観点からであり、事前に申請を行えば民主化以前に比べれば容易に入山する事ができる。